故・いか八朗さんが明かした “本家”たこ八郎との対面秘話

公開日: 更新日:

 かつて、たこ八郎のソックリさんで人気を博したいか八朗(本名・近藤角吾)さんが今月28日、老衰のため死去していたことが分かった。84歳だった。所属事務所「Eja9(いいじゃナイン)」の公式サイトには、「眠っているような安らかなお顔で呼吸と心臓が止まっていたそうです」とアップされており、理想ともいえる最期だったようだ。

 本紙、日刊ゲンダイのコラム「あの人は今こうしている」(2012年1月5日号)のインタビューに登場した際には、NPO法人「エス・エス・エス」運営の施設で生活していることを明かしたいかさん。

〈それまで住んでた上板橋のアパートの大家と大ゲンカしちゃってね。ボクは1階に住んでたんだけど、2階の天井が抜けそうになって、それを確かめに来た大家がボクの部屋の汚さにあきれて、出てけって言うんだ。それで大モメにモメて、結局、出ることになって、9月から今の施設のお世話になってんの〉

 と、施設へ入居するに至った経緯と切実な生活状況を語っていた。その後は、「同施設には2年ほどいて、いかさんが78歳の時に老人ホームの方へ転所した」(関係者)という。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ブラタモリ」抜擢の桑子真帆アナ “金髪チャラ系”の大学時代

  2. 2

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  3. 3

    大の里、豊昇龍の両横綱も戦々恐々…「新怪物」加入で躍進止まらぬ伊勢ケ浜部屋の巨大戦力

  4. 4

    82歳で死去の橋幸夫さんが日刊ゲンダイに語っていた「佐川急便事件」と「統一教会」のバッシング報道

  5. 5

    星野監督は中村武志さんを張り倒した直後、3ランを打った隣の俺にも鉄拳制裁…メチャクチャ痛かった

  1. 6

    御三家の生き残り舟木一夫の“傷だらけの人生”と、兄貴分だった故・橋幸夫さんも太鼓判のサバイバル術

  2. 7

    小祝さくらは「加齢の影響」漏らしていた…ツアー6週連続欠場の深刻度

  3. 8

    (1)身内すらも“監視し欺く”情報統制…機密流出犯には厳罰、まるで落合博満監督のよう

  4. 9

    元幕内照強の“しょっぱい犯罪”に角界も呆れた…トラブル多数現役時代の「ヤンチャ」な素顔

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋