視聴率は歴代最低…AKB48総選挙が描く“下降曲線”の危機感

公開日: 更新日:

 AKB48の選抜総選挙で、関係者にとって今年最大の衝撃は過去最低の視聴率という声が上がっている。ビデオリサーチによると、16日にフジテレビ系で生中継された開票イベントは、番組後半の平均視聴率が11.0%(関東地区=以下同)となり、昨年の13・2%から2・2ポイントダウンしたほか、過去7年間の同局中継で最低の数字だったからだ。

 瞬間最高はHKT48の宮脇咲良(20)が3位と発表された場面で13.8%。昨年、史上初の3連覇を果たした指原莉乃(25)と同じグループの4連覇を掲げて臨んだがかなわず、「さっしー(指原)、ごめんなさい」と涙ながらに頭を下げた。得票数では1位のSKE48の松井珠理奈(21)に及ばなかった宮脇。瞬間視聴率では最高だったわけだが……。スポーツ紙芸能記者が言う。

「松井は毎年のように『1位になる』と宣言しながら手が届かず。地元名古屋での開票イベントには並々ならぬ決意を持って臨んでいました。まさに悲願の女王ともいえ、それなりにドラマがあり盛り上がったのですが、第3回で前田敦子(26)が『私のことは嫌いでも、AKBは嫌いにならないでください』と泣き叫んだ当時のような、社会現象ともいえる注目度も勢いもない。マンネリになっているのかも知れません」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 3

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  4. 4

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  5. 5

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  1. 6

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  2. 7

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  3. 8

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも