北山たけし&大江裕 「北島兄弟」が“師匠”に恩返しする日

公開日: 更新日:

■「紅白が目標」とキッパリ

「ツアーは名古屋から始まったのですが、7月の中野サンプラザでのコンサートまでにレコーディングを済ませようと決めたんです」(大江)

 そうして披露できたのが「ブラザー」(作詞・作曲・大地土子=本名・大野誠)。

「2人のことを思って大野先生が最後に手がけた作品ですから、涙を流して歌ったらかえって失礼になります」(大江)

 2人の掛け合いが入ってノリがいい。“ロック演歌”「ブラザー」の評判は上々。

「最近師匠が口にするんです。『前へ前へ』という気持ちが大切、後ろを向いてはダメだぞと。北島兄弟として歌う時は新人の気持ちです。北島という大きな名前をいただきましたし、大野先生の遺作を心新たに頑張って歌っていきたい」(北山)

 気になるのは年末の紅白歌合戦

「目標にしています」とキッパリ。北山は2005年から09年まで5年連続で紅白に出場。13年に紅白を勇退した師匠の北島に、北島兄弟が恩返しできるか。

◆北島兄弟「ブラザー」リリース(9月16日14時に浅草・まるごとにっぽんで発売記念イベント開催)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態