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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

有働由美子「NEWS ZERO」を斬る 直球ニュースは似合わない

公開日: 更新日:

 キャスター、有働由美子(49)の「news zero」(日本テレビ系)がスタートした。3月でNHKを退職し、この半年間は日本国内を飛び回っていたとか。29日「zeroスピンオフ 有働由美子って、ナニモノ?」では、360度撮影できるVRカメラを持ち歩いたプライベート旅行の様子を見せていた。

 東日本大震災の被災地を訪れ、八戸では「前NHKにいた有働と申します」とジジババの井戸端会議に交ざる。「NHK辞めたくなかったんですけどね。後輩に譲らなきゃいけないから。今度は管理職で勤務表つけたりとかになる。それだったら民放に行ってもいいから、もうちょっと現場でやりたいと思って」と。

「あさイチ」では脇汗もさらし、更年期の悩みもさらした。スピンオフではそんなふうに伸び伸びした有働が映っていた。

 本番はどうか。この日は本庶佑氏のノーベル医学生理学賞受賞というニュースが飛び込み、リハとは大幅な変更もあったのか、緊張しているのがわかった。入念なリハをやるNHKと違う民放のやり方に戸惑う有働。他の日も「日テレのカンペに慣れてない」とかなんとか言い訳を。

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