著者のコラム一覧
片岡たまき

神奈川県平塚市出身。元RCサクセション・マネジャー兼衣装係。夫は「パスカルズ」のバンドマスター、ロケット・マツ氏。著書に「あの頃、忌野清志郎と」(宝島社)。

尊敬するJBを深化させた“マント・ショー”で客席盛り上げる

公開日: 更新日:

 “ライブの王様”といわれたRCサクセションのステージは、プロフェッショナルに計算された中に、息を抜いた「笑い」の場面も盛り込まれていたという。

 RCの絶頂期と2004年以降、衣装係だった片岡さんは清志郎の「ユーモア」の側面を語る。

「89年のツアー。アンコールの拍手が鳴り続ける真っ最中、突然、清志郎さんは舞台袖にあった会館掃除用のホウキを手にし、汗を拭いていたタオルで頬っかぶり。舞台下手からセンターまで、無言で掃除を始めたのです。どうやら清掃係に扮したつもりで(笑い)」

 清志郎の予期しない奇行にファンは唖然。

「すると、眉間にしわを寄せながらジェスチャーで『掃除の時間だから、アンコールはやらないよ』と客席に手を振った。さっきまで熱いパフォーマンスを繰り広げていたカリスマの輝きは、このヘンなオジさんにはありません。じらした揚げ句、『仕方ない、じゃあやるか』と、メンバーをステージに呼び込むのです」

 この「寸劇」は大受けで、次第にチャボやメンバーも巻き込んで定番となる始末。「清志郎さんは、単なる思いつきでも飽きるまでしつこくやるのが特徴」と片岡さん。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元EXILE黒木啓司がLDHを離れたワケ…妻のド派手すぎるセレブ生活が遠因か

  2. 2

    侍J捕手・中村悠平らが“NPBルール改変”を提言 「日本ガラパゴス野球」では勝てない現実

  3. 3

    高市首相の“悪態答弁”にSNSで批判殺到! 共産&れいわの質問に「不貞腐れたガキレベル」の横柄さだった理由

  4. 4

    議員会館でも身体重ね…“不倫男”松本文科相は辞任秒読み! 虚偽答弁疑惑に「コメント控える」連発の卑劣

  5. 5

    侍J選手を“殺した”井端監督の偏重起用、場当たり、塩漬け…こうして結束力に亀裂が生じた

  1. 6

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁

  2. 7

    菊池風磨も認めるtimelesz“タイプロバブル” YouTubeなしテレビ主戦場…独自路線の成否

  3. 8

    小祝さくらは当落線上…全米女子オープンを目指す国内組「予選免除」争いの熾烈

  4. 9

    「国宝」日本アカデミー賞10冠の陰で…森七菜“最優秀助演女優賞”逃した不運と無念

  5. 10

    ベネズエラ戦惨敗は井端監督の「自業自得」…リリーフ崩壊は昨年末から始まっていた