児童館ブログが騒動に “三児の母”熊田曜子に政界転身の目

公開日: 更新日:

 タレント熊田曜子(36)の児童館入館拒否ブログが賛否両論の騒動を巻き起こしている。マスコミの間では国会でも議論になった「保育園落ちた日本死ね」の主婦ブログとの類似性を挙げる見方も出ている。

「乳幼児3人を子育て中の熊田さんはワイドショーで『施設を使うならルールに従うのは当然。安全第一と言われると母親としてそれが一番大事なので仕方ない』とコメントし、児童館側の対応に理解を示していました。匿名でなく、実名ですし、言いっ放しというわけでもない」

 熊田を取材したことのある記者はそう言った上で、こう続けた。

「ただ、『今まで児童館に10カ所くらい行ったことがあるけれど、そのまま入れるところがほとんどだった』とも話し、子育てと行政について、一家言を持っていることをうかがわせた。どのあたりまで規制すべきかとか、少子化問題まで言いたいことはありそうです」

 さらに取材を進めると、あるテレビマンがこう言った。

「来年春の統一地方選への出馬を見据えているとすれば、格好の前パブになっている。育児に悩むママ代表として打って出れば、注目を集めるのは必至。メディア露出できる女性の地方議員を必要としているのはどこの政党だって同じ。最初からその気でやったことではなかったとしても、今回の騒動で俄然、注目度はアップした」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い