芸能リポーターあべかすみさん 笠智衆さん宅でガチガチに

公開日: 更新日:

聖子ちゃんに会いたくてこの仕事についた

 今では芸能リポーター歴30年だが、当時はまだ駆け出し。芸能界に憧れていたあべさんは20歳で結婚し、子供にお乳をあげながら、「松田聖子ちゃんかわいい!」と、テレビにかじりついていたという。山口百恵が引退し、彗星のごとく現れたのが松田聖子だった。

「私は聖子ちゃんに会いたくてこの仕事についたのですが、すぐに会えました! 聖子ちゃんの結婚3周年の取材でした」

 その後は高倉健吉永小百合といった大物を取材するため、撮影現場でマイクを向けたこともあった。しかし、一緒にオフショットを撮る機会などはない。それだけに笠さんとのツーショットは謎なのだ。

 そもそも、すぐに笠さんを取材できるほど芸能界の取材は甘くない。

「梨元勝さんや東海林のり子さんらベテランのリポーターも大勢いるのに、新人の私がどうして取材に行けたのか、それも不思議です」

 このお宝写真はDPEでもらう写真収納用の冊子で整理している。あべさんはこの写真のことを思い出そうと、「引っ越しのたびに開いて見ています」と語るのだが……。

 それにしても、こんなオフショットでも、往時が偲ばれる昭和の名優の存在感はやはり別格というべきだか。

▽1959年生まれ、埼玉県出身。「バイキング」(フジテレビ系)や「朝生ワイド す・またん!」(読売テレビ)などワイドショーや情報番組にレギュラー出演。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ