著者のコラム一覧
ラリー遠田お笑い評論家

1979年、愛知県名古屋市生まれ。東大文学部卒。テレビ番組制作会社勤務を経てフリーライターに。現在は、お笑い評論家として取材、執筆、イベント主催、メディア出演。近著に「松本人志とお笑いとテレビ」(中央公論新社)などがある。

現役医師しゅんしゅんクリニックPは高学歴芸人の最終兵器

公開日: 更新日:

 一昔前までは、芸人を目指す人で大学を出ている人はほとんどいなかった。ところが、最近では大卒の芸人も多くなり、京大卒のロザン・宇治原史規、同志社大卒のメイプル超合金カズレーザーのように、高学歴を売りにしてクイズ番組などで活躍する芸人も大勢いる。

 そんな中で高学歴芸人の最終兵器と噂されているのが、医師兼芸人のしゅんしゅんクリニックPである。

 彼は群馬大学医学部を卒業後、2年の研修医期間を経てお笑い養成所のNSCに入学した。

 最初は養成所の同期だった舟生侑大とフレミングというコンビを組んでいたが、2016年に解散してからはピン芸人として活動を始めた。

 2018年7月には「さんまのお笑い向上委員会」に出演。長い手を振り回して踊りながら「医者あるある」を歌う「ヘイヘイドクター」というネタで爆笑を起こし、番組の常連となった。

 面白さの鍵は、現役の医者だからこそ分かる絶妙なあるあるネタ。「手を洗うときに肘まで洗っちゃう」「季節の変わり目には普通に風邪をひく」「整形外科医はチャラいやつ多い」など、納得感と同時に笑いが込み上げてくるネタばかりだ。

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