二田一比古
著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

渡辺プロ<2>強みはグループ“一枚岩”も…お笑い部門が課題

公開日: 更新日:

 ジャニーズが「帝国」なら渡辺プロは「王国」と呼ばれる。芸能ビジネスの先導役となっているが、時代の流れとともに変革も続けている。創設者の渡辺晋氏の持論であった「芸能プロに自社ビルはいらない」も、現在は自社ビルを持ち「ワタナベエンターテインメント」と社名を変更。2000年には分社化。2人の娘が実質経営しているが、所属タレントを見ると、変化が見て取れる。

 王国の礎をつくったのが森進一、沢田研二、小柳ルミ子らの多くのスター歌手たち。しかし現在のナベプログループ全体を見ると、俳優・芸人・タレント。さらに予備校講師・林修(写真㊨)ら文化人まで多種多様のタレントが所属する一方で、歌手の名前が見当たらない。その一因と言われているのが独立問題。タレントの独立は珍しくなく騒動に発展することも珍しくないが、ナベプロも森や小柳の独立問題で揺れた。

「歌手は売れてくると自分でやっていけると自信を持ち、歌唱印税や音楽の方向性の食い違いなどで事務所と衝突するようになり、独立を考える。家族のように接してきた事務所も本人の意思を尊重し独立を許すが、シコリは残る。ペナルティーみたいな形で暗黙のうちに1年間はテレビ出演できないような不文律もあるが、次第にシコリも取れている」(音楽関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「めちゃイケ」終了1年…雛形あきこと鈴木紗理奈の現在地

  2. 2

    大阪W選は自民リード…松井一郎氏“落選危機”で維新真っ青

  3. 3

    20代美女と醜聞発覚 田原俊彦の“業界評”が真っ二つのワケ

  4. 4

    NHKも優遇なし 青山アナに「育休中の給与返せ」批判の誤解

  5. 5

    安倍政権がシッポ切り JOC竹田会長を待つ仏当局の本格捜査

  6. 6

    枯れるには全然早い…70歳から人生を楽しく過ごせる理由

  7. 7

    JOC後任会長の最有力 山下泰裕氏の評判と“先祖返り”懸念

  8. 8

    大阪市西成区あいりん地区 唐突すぎる“中華街構想”の行方

  9. 9

    韓国が騒然…空軍基地「ミサイル誤射事故」の衝撃と波紋

  10. 10

    男女の意識差は歴然…シニアは“プチ別居”婚がうまくいく

もっと見る