著者のコラム一覧
一雫ライオン作家

1973年、東京都出身。明治大学政治経済学部2部中退。俳優としての活動を経て、演劇ユニット「東京深夜舞台」を結成後、脚本家に。数多くの作品の脚本を担当後、2017年に「ダー・天使」で小説家デビュー。21年に刊行した「二人の嘘」が話題となりベストセラーに。著書に「スノーマン」「流氷の果て」などがある。

(91)歌舞伎町近くで渡部らしき男の死体

公開日: 更新日:
イラスト・宮坂猛

 誠はゆっくりと渡部を立ち上がらせると、縁のむこうの街灯を見せた。

「……やってもいない援助交際などと書かれて、母親の元には見ず知らずの連中からたくさんメッセージが届いたそうだ。“自業自得”“そんな娘に育てた、親の不始末”……知り合いのなかにはおまえが載せた写真を見て、“父… 

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【連載】十二の眼

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