「いだてん」苦戦に落胆 中村勘九郎を支える"賢妻"前田愛

公開日: 更新日:

「1年半後に迫った東京五輪を『いだてん』でさらに盛り上げたい!」

 中村勘九郎(37)のそんな思いが込められていたというNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」が大苦戦している。初回視聴率は15.5%を記録したものの、最近は1ケタ台が続いている。

「落ち着いたらスタッフ、役者さんたちで“中締め”をやりましょうね!」――。スタート前に勘九郎は担当プロデューサーとこんな言葉を交わしたらしいが、最近はめっきり口数が減り、撮影現場には重苦しい空気が漂うようになったという。もはや、中締めどころではないだろう。

 実は「いだてん」の苦戦に勘九郎以上に肩を落としているのが、梨園で“理想の妻”といわれる愛夫人(35)だ。

「前田愛」として今も女優活動を細々と続けているが、“出しゃばらない”“控えめで献身的”“ひいき筋を大切にする”など梨園で悪口を言う人がほとんどいない賢夫人だ。勘九郎の公演があると、終演後はいつまでもロビーで頭を下げ続けている。


 この愛夫人が「いだてん」の低視聴率に落胆しているのは、夫婦の結婚10周年を祝う記念すべき作品だったことも関係しているようだが、もちろんそれだけが理由のはずがない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」