NHKとテレ東は参院選開票特番「もう、やめたい」が本音

公開日: 更新日:

 NHKと民放テレビ・キー局は7月20日・土曜日の時点で、翌21日投開票の参院選当選者のすでに8割の当確を読み込んでいる。残り2割も、出口調査を加味して、投票締め切りと同時に当落を判定するという。

「近ごろは、有権者の投票行動のビッグデータや世論調査・情勢調査、期日前投票などの解析精度が飛躍的に上がり、当日の出口調査を待たなくても、十分に当落予想はつくんです。やろうと思えば、開票特番が始まった直後の午後8時に、数選挙区を除けば、ほぼすべての当確は出せます」(テレビ局選挙本部キャップ)

 しかし、それでは長尺の開票特番はもたない。票数を刻々と速報し、当確を小出しにして、あたかもテレビ局が早打ち競争をしているような演出で盛り上げるのだ。では、それによって、看板キャスターがあおるほどに視聴率は上がるのか。それがそうでもないらしい。

 多くの人がNHKにチャンネルを合わせたらそれっきりで、自分が投票した候補者の当落と全体の情勢がだいたい分かったら、もう風呂に入ってしまったりするのだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終