著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

大野智は謝罪…新生ジャニーズはタレントの恋愛問題にどう対応

公開日: 更新日:

 実はアイドルの世界では古典的なことである。昔は電話で「〇〇君と〇〇ちゃんが付き合っているよ」といった類いのタレコミがよくあった。嘘も多いが、デート日から場所まで、かなり詳細な情報まであった。まるで当人の情報であるかのようだが、意外と友人だったりする。そこにはファンならではの心理が働く。こんな話をファンから聞いた。

ジャニーズの場合、恋愛が発覚すると事務所が“別れさせる”と言われているから、ネタを教えて記事にしてもらえば破局する。ファンがアイドルと付き合うのは夢のような話。ついつい友達に自慢したくなる。話は割と簡単に入ってくる」

 電話からネットに情報提供法は変わってもファン心理は今も変わらない。熱愛発覚は破局への道。それをファンは知っている。“嵐”の大野智(38)は熱愛発覚後に「軽率な行動でファンのみなさまを悲しい気持ちにさせてしまいました」と謝罪会見。自らの口で破局宣言したことがある。ファンファーストを掲げるジャニーズの象徴的な出来事だった。この件をきっかけに大野は「もうアイドルはやりたくない」と嵐解散に気持ちが傾いたと伝えられている。もし大野と彼女の付き合いが問題なく続いていたら解散はなかったかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」