ラリー遠田
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ラリー遠田

1979年、愛知県名古屋市生まれ。東大文学部卒。テレビ番組制作会社勤務を経てフリーライターに。現在は、お笑い評論家として取材、執筆、イベント主催、メディア出演。近著に「教養としての平成お笑い史」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

ディスる納言は酒浸りの薄と影の薄い安部が絶妙のバランス

公開日: 更新日:

 昨年、「翔んで埼玉」というコメディー映画が空前の大ヒットを記録した。バカバカしい設定で埼玉の田舎ぶりを皮肉った異色の「地方差別コメディー」は、なぜか地元の埼玉県を中心に熱狂的に支持され、興行収入は37億円を突破。日本アカデミー賞でも最多12部門で優秀賞を獲得して話題となった。

 同じ時期にお笑い界でも似たような芸風の芸人が出てきた。街をディスる(悪く言う)ネタで人気上昇中のお笑いコンビ・納言である。

 納言の薄幸(27=写真右)は、黒のライダースジャケットに身を包み、たばこを吸いまくり、酒を飲みまくるやさぐれキャラ。そんな彼女は漫才の中でたばこを吸う動作をしながら、首都圏の街を偏見交じりで強烈にイジり倒す。

「鴬谷はションベンくせえ街だな」「神田の女はすぐ金券ショップに入るな」「小岩の女は膝小僧が汚えな」など、一切遠慮なしの容赦ないイジりが笑いを誘う。

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