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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

末期がんで逝った父・三郎 唐沢寿明が演じたモデルと晩年

公開日: 更新日:

「エール」第11週(6月8~12日)で主人公・古山裕一(窪田正孝)が故郷の福島に凱旋を果たした。ところが、父・三郎は末期の胃がんにかかっていて、この週の最後にあの世に旅立つ。

 三郎は亡くなる間際、裕一の弟・浩二(佐久本宝)に家督を譲ることを告げる。浩二は故郷を捨て作曲家の道に進んだ裕一を許していなかった。福島に戻った兄への第一声は「よく帰ってこれたな」だった。だが、父の言葉を聞いて兄へのこれまでの怒りが急速に鎮まっていく。

 あまりシリアスになりすぎず、ちょっとコミカルなところも見せる三郎の態度がかえって涙を誘う。演じるのはあの大物俳優の唐沢寿明(57)である。さすがに巧い。

 デビュー後、なかなか芽が出ず、特撮番組の吹き替えなどでしのいでいた唐沢の名前が一躍、全国区になるのは88年下半期。朝の連ドラ「純ちゃんの応援歌」に出演してからだ。ヒロインを演じたのは後にパートナーとなる山口智子(55)。この共演をきっかけに交際が始まり、95年無事ゴールインした。

 唐沢の朝の連ドラ出演は純ちゃんの応援歌を含め、エールが3作目になる。2作目の「とと姉ちゃん」(16年上半期)では、名物編集者の花森安治を演じた。

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