田中幾太郎
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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

権藤茂平衛が頭取を務めた銀行は現在の東邦銀行 川俣支店

公開日: 更新日:

「エール」の休止期間を埋める再放送シリーズはかなり変則的な組み立てになっている。朝の連ドラの本編は今回初めて、週5回(月~金)の放送となった。土曜日はバナナマン日村勇紀がナビゲーターとして1週間を振り返るダイジェスト版になっていた。ところが、再放送ではこのダイジェスト版がなくなり、週6回(月~土)とも本編の放送に当てられている。つまり、週ごとに1回ずつ放送が早まる形になっているのだ。第2週の再放送は7月4日(土)から始まり、第3週は10日(金)からという具合だ。今回の豆知識では、第3週にスポットを当ててみたい。

 この週で重要な役割を果たすのは、窪田正孝(31)演じる主人公・古山裕一(モデル古関裕而)の母方の伯父・権藤茂兵衛だ。演じるのは個性派俳優の風間杜夫(71)。朝の連ドラに出演するのは44年前に放送された「雲のじゅうたん」(ヒロイン・浅茅陽子)から始まって、「エール」が6作目となる。前回の「マッサン」ではニシン漁で一獲千金を狙う網元を演じ、強烈な印象を残した。今回の出演シーンではほとんど仏頂面しているのだが、さすがベテラン。どこか憎めない味のある演技を見せている。

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