著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

金子ノブアキ演じた藤田嗣治とオペラ歌手・三浦環を結ぶ線

公開日: 更新日:

「エール」第12週(6月15~19日)はスピンオフのオムニバス形式。3つの物語が展開した。どれもフィクションながら、実話からとったエピソードがふんだんに盛り込まれていたのが、3番目のオペラ歌手・双浦環と画家・今村嗣人の物語だった。パリに留学した双浦が今村と出会い、恋に落ちるというストーリーだ。

 双浦役はすでに重要な場面で何度も登場している柴咲コウ(38)。その相手役・今村を演じたのがロックバンドRIZEのドラマ金子ノブアキ(39)だ。大河ドラマ麒麟がくる」にも起用されるなど、今、乗りに乗っている注目の役者である。朝ドラに出演するのは9年前の「おひさま」に続いて2度目。同作ではヒロイン(井上真央)の初恋相手を演じた。

 双浦のモデルはオペラ「蝶々夫人」で一躍スターダムにのし上がった三浦環。一方、今村は誰なのだろうか。役名に「嗣」が入っている点や、環と同時期に欧州に在留していた人物であることを考え合わせると、天才芸術家の称号を欲しいままにした藤田嗣治以外には考えられない。

■2人の接点を調べてみると…

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー