岡部大「エール」で弟子役を好演 菅首相以上の“秋田の星”

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 新政権発足で菅首相の出身地・秋田県が注目されているが、地元で菅よりも断然注目されている人物がいる。2カ月半余りの放送中断を経て再開したNHK朝ドラ「エール」で古山裕一(窪田正孝)に弟子入りした田ノ上五郎を演じる岡部大(31)だ。古山音(二階堂ふみ)の妹・関内梅(森七菜)との恋模様も好演している。

 日刊ゲンダイDIGITALで「今週のエール豆知識」を連載中のジャーナリスト・田中幾太郎氏がこう言う。

「『弟子にしてください!』と半ば強引に裕一の元に押しかけた五郎ですが、彼の全身から礼儀正しさ、不器用さ、人柄の良さがにじみ出ています。作曲家を目指す若者らしからぬくりくりの丸刈りと縫いぐるみのような体形に愛嬌を感じる視聴者も多いでしょう。梅との恋愛もうまくいくように思わず応援してしまいます」

 ドラマ中で「恐縮です!」と言いながら何度もご飯をお代わりするため、岡部に“大食漢”のイメージを持つ人も多そうだが、これは彼の努力のたまもの。撮影の前日や当日はあまり食事をせず、お腹ペコペコの状態で本番に臨んでいるという。

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