岡部大「エール」で弟子役を好演 菅首相以上の“秋田の星”

公開日: 更新日:

 新政権発足で菅首相の出身地・秋田県が注目されているが、地元で菅よりも断然注目されている人物がいる。2カ月半余りの放送中断を経て再開したNHK朝ドラ「エール」で古山裕一(窪田正孝)に弟子入りした田ノ上五郎を演じる岡部大(31)だ。古山音(二階堂ふみ)の妹・関内梅(森七菜)との恋模様も好演している。

 日刊ゲンダイDIGITALで「今週のエール豆知識」を連載中のジャーナリスト・田中幾太郎氏がこう言う。

「『弟子にしてください!』と半ば強引に裕一の元に押しかけた五郎ですが、彼の全身から礼儀正しさ、不器用さ、人柄の良さがにじみ出ています。作曲家を目指す若者らしからぬくりくりの丸刈りと縫いぐるみのような体形に愛嬌を感じる視聴者も多いでしょう。梅との恋愛もうまくいくように思わず応援してしまいます」

 ドラマ中で「恐縮です!」と言いながら何度もご飯をお代わりするため、岡部に“大食漢”のイメージを持つ人も多そうだが、これは彼の努力のたまもの。撮影の前日や当日はあまり食事をせず、お腹ペコペコの状態で本番に臨んでいるという。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?