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コトブキツカサ映画パーソナリティー

1973年、静岡県生まれ。映画パーソナリティー&映画心理カウンセラー。有働由美子、マツコ・デラックスと同じナチュラルエイトに所属。ハリウッドのエピソードから心理まで多角的に作品を網羅。水道橋博士も信頼を寄せる映画専門家。

伊藤健太郎に映画「ブレスあの波の向こうへ」を処方したい

公開日: 更新日:

 今年上半期にテレビCM急上昇ランキング1位になり、バラエティー番組にもレギュラー出演し、業界最注目の若手俳優だった伊藤健太郎氏。しかし、ひき逃げ事件で逮捕されると関係者らしき人物たちから、撮影現場では遅刻も多く態度が悪かった、先輩俳優にタメ口で話しかけて叱られた、事務所と揉めていたなど、よろしくない情報が次々リークされ、ベビーフェースから一転、ヒールキャラになってしまいました。

 そんな彼に処方したい映画は「ブレス あの波の向こうへ」です。海外ドラマ「メンタリスト」の主演サイモン・ベーカー初監督の本作は、サーフィンに興味を持ったオーストラリアの小さな街に住む、内気なパイクレットと怖いもの知らずなルーニーが、サンドーという人物に出会い、彼にサーフィンと人生を教えてもらいながら成長していくという物語。伊藤氏は最近最も興味があるスポーツはサーフィンだと答えていますが、少年たちが好奇心から危険な道へ進む姿は彼の人生と重なります。

 パイクレットはサンドーの彼女から「今までの自分を失うことを恐れているの?」と問われます。大人になる過程で、無邪気なままでは社会に適合できないことを知り、少年たちは初めての体験に身を委ねることで通過儀礼を果たそうとするのです。

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