著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

「占い」は女性誌の鉄板企画!新たな干支占いを考えたが…

公開日: 更新日:

 近年、占いは下火傾向にあるが、かつて女性誌の鉄板アイテムだった。朝の情報番組もしかり。通勤・通学前に占いをチェックして、「今日は運勢がいいぞ」「恋愛運は悪い」と自身に言い聞かせる。

 学校では運勢の話で盛り上がる。なかには「あの雑誌の星座占いが当たる」と占いを見るために雑誌を買う女性もいた。ファッション誌も占いページに参戦。隠れた占い戦争に勝つには誰のどんな占いを載せるかにあった。

「当たる確率が高く評判になると連載も延びる。そのまま本になるケースもあり、占い師をプロデュースする人まで現れ、売り込みに来ることもあった。うさんくさい者もいれば、パクリみたいな人もいました」という話を編集者から聞いた。

 海外も含めすべての占いを数えると一説には150種以上あるそうだが、雑誌に掲載するのは見てもらう必要のない、自分で判断できる占いに限られる。星座・血液型などがポピュラーなものとして雑誌の主体になっていた。

 占いブームのさなか、芸能プロ社長から「事務をやっている子が学生時代から占いを勉強していて、ゆくゆくは占い師になりたいと言っている。相談に乗ってくれないか」という話をされた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に