R-1優勝ゆりやんの強み 天性の発想力、やり切る意地と度胸

公開日: 更新日:

 “ひとり芸日本一”を決める「R-1グランプリ2021」(関西テレビ・フジテレビ系)が7日に生放送され、ゆりやんレトリィバァ(30)がエントリー数2746人の頂点に立った。

 決勝戦ファーストステージは、10人の芸人によって争われ、1位ZAZY(32)、2位ゆりやん、3位かが屋賀屋(28)が通過。上位3組で行われたファイナルステージでは、ZAZY 656点、ゆりやん 663点、賀屋 650点を獲得し、ゆりやんが僅差で優勝をものにした。優勝が決まった瞬間、ゆりやんは手を顔で覆って号泣。その後、お約束のヘン顔をしてみせたが、その目は涙でぐしゃぐしゃだった。

 優勝後の会見でゆりやんは、デビュー以来、一番の目標だったR-1で、15年、16年、17年、18年と4度も決勝に進出しながら優勝できなかったことについて「R-1に優勝しないと人生が終わるくらいに追い込まれていた。19年と20年に出場しなかったことは、賞レースじゃないお笑いを目指そうと思ったが、今回、出場権が“芸歴10年以内”となったので、私には目標があったんだと思ってあわてて出場した。私にとっては、小学生の時から見てきた大会なので、優勝できて本当にうれしい」と喜びを語った。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう語る。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー