「報ステ」「WBS」が共存共栄…日テレとTBSが抱える危機感

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 つまり「報ステ」と「WBS」はライバルではなく、共存共栄という珍しいポジションを確立していたのだ。

「お互いの足りないところを補っている感じなんですよ。2つの本格的報道番組が22時にあることで視聴者がさらなる視聴者を呼んだことになった。今後もこの相乗効果は続くと思われます」(大手広告代理店関係者)

■23時台にニュースを見る人は激減か

 もっともこの意外なコンビ誕生に、危機を感じているのが、「news zero」(日本テレビ系)と「news23」(TBS系)の2番組だという。

「22時台に濃い報道番組2つをザッピングした後で23時台にあえてニュース番組を視聴する人は今後、激減するでしょう。コロナ禍で在宅が増えれば、この傾向はさらに顕著になります」(前出の制作会社関係者)

 皮肉にも、一番危機感を持ち、テレ東対応策を練らなければならなかったのは日テレとTBSだったというわけだ。

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