女道楽・内海英華さん「入院14回」貯金できると体を壊し…

公開日: 更新日:

内海英華さん(女道楽・61歳)

 講談や漫談など、2000年代から上方で長らく途絶えていた女道楽(太鼓や三味線を使う演芸)を始めたベテラン女性ピン芸人の内海英華さん。「生活笑百科」(NHK)に出演したり、国内線の飛行機の演芸チャンネルで解説を20年間務めている。その声を聴いている人も多いはず。内海さんだから説得力のある貧乏暮らしと昔の女芸人の苦しさを語ってくれた。ちょっとお金があると病気になり、なんと入院歴は14回?

 ◇  ◇  ◇

 最初は落語に憧れていましたけど、当時は女性だからと弟子入りを断られ、18歳から2年ほど講談師をやってました。当時、講談は仕事が多くて女性も結構、稼いでいたんですよ。劇場はギャラ安いけど、余興に呼ばれると40年ほど前で一席3万円くらいもらえて、18歳の小娘にしたら結構な額でした。

■漫談が貧乏の始まり。10年間スナック勤め

 一時、体調を壊して芸界を離れておりましたが、1年後に縁あって漫才の内海カッパに弟子入りし、今の芸名になったのが二十歳。漫談を始めてからが貧乏の始まりですね。講談と違って笑いの芸は仕事がないからスナックで毎晩アルバイト。28歳まで約10年間スナック勤めしてました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも