佐藤健が10年演じた「るろうに剣心」を卒業、事務所も移籍で…これからどこへ向うのか?
現在公開中の映画「るろうに剣心 最終章 The Final」「るろうに剣心 最終章 The Beginning」が2作品合わせて観客動員数381万人、興行収入53億円を突破と絶好調だ(6月23日現在)。原作は和月伸宏氏による大ヒット漫画で、主演の緋村剣心を演じるのは俳優の佐藤健(32)。
2012年に公開された“るろ剣シリーズ”の1作目から、剣心を演じてきた。撮影が開始された年から数えると、10年もの長きにわたってこの役と向き合ってきたことになる。
「『剣心は佐藤さんに』は原作者の和月さんの思いでもあったようですが、製作陣も最初から佐藤さんへのオファーを検討していたそうです。原作者、製作陣ともに一番に頭に浮かんだだけあって、1作目から『佐藤健は剣心そのもの』と評判でした。とはいえ、過酷な運命を背負った精神的にも肉体的にもキツイ役ですから。10年間も剣心であり続けた苦労はいかばかりか……」(エンタメ誌編集者)
剣心は、伝説の幕末最強の剣士という設定。それゆえ激しいアクションシーンの連続で、1作目の公開当時はそれも大きな話題となった。