著者のコラム一覧
細田昌志ノンフィクション作家

1971年、岡山市生まれ、鳥取市育ち。CS放送「サムライTV」キャスターから放送作家としてラジオ、テレビの制作に携わり、ノンフィクション作家に。7月に「沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝」(新潮社)が、第43回講談社本田靖春ノンフィクション賞を受賞。

飯野矢住代誕生秘話<2>ミス・ユニバース日本代表に選ばれたがためにバッシングにさらされ…

公開日: 更新日:

 ミス・ユニバース。「美の五輪」と呼ばれる世界を代表するミスコンテストである。もともと、1926~35年にかけてテキサス州で催されていたミスコンテストを発祥とする。17年後「ミス・アメリカ」のスポンサーだった水着メーカーの「カタリナ」が独自のミスコン「ミスUSA」を開催。その世界版として名称を復活させたのが「ミス・ユニバース」だった。世界30カ国で予選大会が同時に開催され、戦後7年しか経っていなかった日本も含まれた。

 カリフォルニア州のロングビーチで行われた「ミス・ユニバース第1回世界大会」はフィンランド代表のアルミ・クーセラが優勝。日本代表は小島日女子である。「日本人女性が世界の栄冠を勝ち取るのは、食生活の問題から、おそらく10年は不可能」といわれたが、翌年の第2回大会では、のちにファッションデザイナーとして活躍する伊東絹子が3位に入賞。そして、第8回世界大会では児島明子がアジア人初のミス・ユニバース世界王者に輝いた。

 モデルで作詞家デビューまで果たしていた飯野矢住代が「水着を着てステージの隅っこに立ってるだけでいい」と知人から勧められたのは、「ミス・ユニバースジャパン東京予選」だった。「まあ、箔が付けばいいか」と軽い気持ちでエントリーすると、あっさり東京予選を通過し、大阪で行われた全国大会でも優勝。あれよあれよと矢住代は「日本で一番美しい女性」となった。翌日の朝刊は次のように伝える。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  2. 2

    (3)巨人の次期監督は誰か…松井秀喜氏、桑田真澄氏より“現実味”帯びる原辰徳氏の4度目登板

  3. 3

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  4. 4

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  5. 5

    (2)阿部監督「長女の手紙」で潮目一変…巨人が“事件矮小化”を手引きしたのか

  1. 6

    高市首相「中傷動画」疑惑に逆ギレ答弁連発 質問した野党議員の制止振り切り“ご飯論法”で一気まくしたて

  2. 7

    絶好調!巨人・阿部慎之助を支える最強あげまんグラドル小泉麻耶

  3. 8

    ゾンビたばこ羽月隆太郎が涙の激白 広島内で「関与は6人」「壮絶イジメ」「裏切り」【会見全文】

  4. 9

    維新はシャカリキでも産業界は「ノーモア都構想」…企業がごっそり“脱・大阪”前年度比1.8倍増

  5. 10

    広島羽月 お立ち台で見せた初々しい“坊主頭”の意外な理由