著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

“神様・仏様”の稲尾様が俺に語った「九州の地に生きて帰れんばい、ガタガタ」

公開日: 更新日:

 そんな因縁を含んだ水原巨人との対決は三原にしてみれば仇討ちであったのだろう。ちなみに、その年の巨人の4番は、立教大学で六大学ホームラン記録を作り、巨人に入団するやいなや、たちまち大人気となった長嶋茂雄である。

 58年の日本選手権シリーズは10月11日、巨人の本拠地後楽園球場からスタートした。何が何でも日本一の座につき、水原を、そして自分を見限った巨人軍を見下してやりたいという西鉄三原の心とは裏腹に、西鉄は1、2戦を落とす。さらに移動日を挟んで本拠地平和台球場に戻ってきたにもかかわらず、巨人のエース藤田元司に0対1の完封負けを喫してしまい、もう後がない崖っぷちに追い込まれたのだった。さあ、ここからが俺の知るプロ野球裏側の真実なのだ。

 結果を先に述べてしまうと、翌日が雨天中止となり、その中止で息を吹き返した西鉄が奇跡の4連勝で逆転日本一に輝き、その4勝すべてがエース稲尾和久の勝ちであったのだ! それにより「神様・仏様・稲尾様」が生まれたのである。

 多くの野球史には雨天中止が決まった時、三原監督がチームの中心選手である大下に大金を渡し「沈んでても仕方ないやろ、これで芸者遊びでもして気分転換させたれ」で、その夜は西鉄軍団飲めや歌えやの大宴会、それが見事に流れを変えて日本一となったとなっているが……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  5. 5

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  1. 6

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  2. 7

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外

  3. 8

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  4. 9

    仲間由紀恵46歳の“激変ふっくら姿”にネット騒然も…紆余曲折を経てたどり着いた現在地

  5. 10

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に