女子プロゴルフ視聴率好調でスポンサー大喜び その裏TV局営業マンがボヤくワケ

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 オリンピックは特別だとしても、国内ツアーも「ダイキンオーキッドレディス」「富士通レディース」「日本女子オープン」などは8~9%近い。

「日曜午後の放送なのに、ゴールデンタイムのバラエティー並みですよ。稲見、渋野、小祝、古江あたりが、いま数字を持っている女子プロです。賞金女王争いがいよいよもつれそうなので、最終戦に向けて2ケタにいくかもしれません。視聴率女王にも注目です」(テレビ雑誌編集デスク)

 これだけの人気なのに、テレビ局はなぜ「忘年会で盛り上がれるのは今年限り」なのか。

 来年度から放映権を日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が一括管理することになったからだ。いまは、公式戦以外は、主催企業がテレビ局から放送枠を買って、CMとセットで試合を放送しているから、テレビ局側は放映権料を払わないことも多い。しかし今後は、JLPGAから放映権を購入しなければ放送できない。

「放送権料がいくらになるか。トーナメントのグレードにもよるでしょうが、2000万円から1億円といわれています。われわれもそれに見合うCM営業をしなくてはならない。来年暮れは忘年会どころではなくなりますよ」(広告代理店営業マン)

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