1970年代後半。桃井かおりは、しらけ世代の象徴的な女優だった。マスコミの前でもたばこを吸い、酒を飲み、その奔放な言動が話題になって、自由を求める若者たちの時代感覚をリードする、ある種のオピニオンリーダー的な存在になった。そんな彼女のイメージの頂点と言えるのが、東陽一監督の「も… 
                
                                                    
                                
                                                        
                                                    
                                
この記事は有料会員限定です。
                                日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
                            
                                                
                            (残り1,387文字/全文1,528文字)
                        
                        
                            ログインして読む
                        
                        
                            【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】