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SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

メンタリストDaiGo“完全復活”宣言「200万円寄付」で失った信頼を取り戻せるか

公開日: 更新日:

 DaiGoに関していえば完全復帰を宣言と同じタイミングで寄付したことを並べたため、「復帰のための寄付」と受け取った人も多く、そこが新たな批判の的となってしまった。

 また一度の寄付ではなく、「継続的に寄付を続けていくなどの活動が望ましい」と桑江氏は言う。炎上後の対応次第では、さらなる炎上を起こすことにも繋がってしまうが、気をつけるべき点はどこなのか。

「責任転嫁、隠ぺい、誤魔化し、言い訳、約束を破る、嘘をつく、取り繕っている、逆ギレなどはたとえ本人にその気が無かったとして、このように感じさせてしまう言動は更なる炎上につながります。味方となってくれる人に第三者としてその言動をチェックしてもらい、前述のような印象を持たれないかを常に確認することが必要ですし、危機管理対応(リスク広報)の専門家にチェックしてもらうことも有効でしょう。また、SNS時代の炎上の特徴として、過去の自身のSNS投稿が発掘され、突き付けられてしまうことが挙げられます。せっかくの謝罪も、自身の過去の投稿から矛盾点を提示されてしまうこともあるでしょう。その場合も過去の自分の非を認めて反省した上で、『今この瞬間』の言葉として心からの対応をすることが求められます。最後に、自身の投稿だけではなくリアクションも注目されています。例えば自身を擁護する他人の投稿に『いいね』をするだけでも、『反省していない』と思われてしまいますので、そうした行為も注意が必要です」

 彼が自らの望む活動をしていくためには、これからも「禊」を続ける必要があり、誠実な態度や対応は今後もずっと問われ続けることになる。

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