篠原涼子は主演ドラマ次々延期、CMは契約解消危機 大きかった不倫報道と離婚の代償

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 21年7月24日に離婚を発表した市村正親(72)と篠原涼子(48)。「東京五輪2020」の開会式翌日の発表はファンの目には姑息な手段と映ったし、直後の8月5日に「週刊文春」が報じた篠原と年下韓流アイドル不倫疑惑も衝撃を与えた。

 これで篠原には「家庭・家族を顧みず、年下アイドルと不倫していた不貞妻」のイメージが定着。篠原の仕事に大きなダメージを及ぼしている。例えば、フジテレビでは22年度にオンエアされるはずだった「アンフェア」の撮影延期が早々に関係者に伝えられた。22年4月期に予定されていた「ハケンの品格」(日本テレビ系)の制作も消滅したという。いずれも広く知られた篠原の看板作品だ。

「スキャンダルが発覚するまでは、各期のキャスティング会議になると決まって篠原の名前が真っ先に挙がりました。『早くスケジュールを押さえないと、他局に持っていかれてしまう』が幹部たちの決まり文句でしたが、今では篠原の“し”の字を会議で口にするのもタブーのような状態です」(テレビ関係者)

 もっとも、篠原の離婚や不倫疑惑のダメージが顕在化するのはこれから。広告代理店関係者によると、「不倫の決定的な証拠がないことを理由に静観していたクライアントたちが、22年には関係清算に向けて徐々に動き出す」と言う。現在、篠原のCM契約スポンサーは「ニベア花王」「明治ブルガリアヨーグルト」「日本マクドナルド」など、ほっこりとした家庭的なイメージを大切にするクライアントが多い。今のところ具体的な契約見直しの話は聞こえてはこないが、22年春から篠原を“明るく元気なお母さん”というイメージでプロモーションしていた明治は、何らかの決定を下さざるを得ないだろう。

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