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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

徹子の言葉を胸に…満島ひかりは成否を気にせず芸能界を自由に冒険する

公開日: 更新日:

「今、まだ36歳くらいで落ち着かないで、まだまだ、いっぱい冒険してみようと」(満島ひかり/テレビ朝日「徹子の部屋」1月7日放送)

 ◇  ◇  ◇

 満島ひかり(36)は、黒柳徹子と何かと縁がある。NHKの朝ドラ「おひさま」では、満島が演じた育子の老年期を黒柳が演じ、「トットてれび」(NHK)では黒柳徹子役を満島が演じた。さらに現在公開中の映画「サンダーバード55/GOGO」では、かつて黒柳が演じたペネロープ役を引き継いだ。

 そんな満島は「トットてれび」の頃、黒柳に会った際に「私、やりたいことがたっくさんあるの。まだまだ、たくさんあって、まだやりきれてない!」と言われ、思ったこととして語った言葉を今週は取り上げたい。

 まさに満島の芸能人生は「冒険」のようだ。彼女のデビューは歌って踊るグループ「Folder」。その後は「Folder5」を経て、2003年からTOKYO MXの公開バラエティー番組「ゼベック・オンライン」にアシスタントとして出演し、タレント業を開始する。

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