梅沢富美男さんが明かす「恋愛の掟」とは…70代でも若く生きられる秘訣を聞いた

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 ワイドショーのご意見番からバラエティーまで一刀両断。70代とは思えないバイタリティーで精力的に舞台もこなす梅沢富美男(71)が新著「人生70点主義」(講談社)を発売。いつまでも若くいられる生き方の秘訣を聞いた。

 ──人間ドックでは健康そのものだったとか。元気の秘訣は?

「この前検査したら、俺は前立腺がんになる可能性はほぼないって言われたんです。ウチはがん家系で、兄4人皆がんで亡くなっているし、この仕事をしていたら食事は不規則なのに不思議だよね。考えられるのは、母ちゃんが昔から体に良いアロマのお茶やサプリとかを取り入れてくれていたからかな。骨密度は20代って診断されたし、下半身は35歳って言ってます!」

 そんな梅沢だが、つい最近、鼓膜が破れたとか。

「この前、中耳炎から鼓膜が破れて耳が聞こえなくなってね。治るまでに1カ月以上かかると言われていたけど、1週間で治り始めて医師に驚かれました。それで一安心だったんだけど、先生が『梅沢さん、ぜひ補聴器をつけてください。梅沢さんは僕ら同世代の憧れの星です。補聴器をつけてテレビに出演していたら“補聴器は恥ずかしくない”、生活が改善されるいいツールだと知ってもらえます』と言ってくれて。俺をそんな存在だと思ってくれているのがうれしかったし、次に必要な時がきたら補聴器をつけてイメージを変えてやろうと思ってます!」

 ──藤田ニコル(24)やみちょぱ(23)らギャルとも仲がいいことで有名な梅沢。若い女性にモテるには?

「モテより“好かれる”っていう域だね。70歳っていう年がちらつくから恋愛は無理だけど……でも40代なら可能性ありかな。そうやっていつでも女性がステキだなと思う気持ちは持つべきだよね。俺もいつでも付き合える、まぁ今は数段落ちているけど、スタートダッシュできるつもりでいるよ」

 ──梅沢流恋愛の掟とは?

「俺が週刊誌のネタになっていないのは、プロと遊んで、ルールを守っているから。俺は何百万も払って、ようやく手を握ってるんだから(笑い)。素人に手を出したのは前の母ちゃんと今の母ちゃんだけ。妊娠させたこともないし、浮気しても母ちゃんのことは忘れてない。ワイドショーを賑わせてるヤツらはルールを守らない。遊び場の女の子を携帯で呼び出して安く済ませようなんて、そんなセコいことしたら告げ口されるよね」

これが俺が生きてきた事実

 ──最近のメディアをどう思う?

「オレは正面から言うから、炎上することはあまりないんだけど、そもそも芸能人に聖人君子を求めるのはおかしい。マジメな発言して、マジメな生き方していたら売れませんよ。世の中はいい嘘をつかなきゃいられないことだってある。それを見てもいないヤツが不適切だとネットに書き込むのはおかしいって言うんだ。俺が『バイキング』を降板したのは、純烈が紅白出場したことに関してのコメントだった。『良かったな。俺も昔は、ドサ回りの役者、乞食役者って言われて……』って言ったら、アナウンサーが出てきて『ただ今、不適切な発言が』ってお詫びし始めた。『俺が言ったんだから、俺が謝ります。けど、オレは言われたんだよ』って事実を述べて、ネットのヤツらに『俺は責任を取ってもう出ないからな』ってその後、一切番組に出るのをやめたんです。これが俺が生きてきた事実なんだから、人としてのルールは守るけど、きれいごとを言う気はありません。勲章なんていらない。とはいえ、今までこうしてやってこられたのも、兄貴が梅沢劇団という俺の戻る場所を守ってくれていたおかげですけどね」

 ──劇団の座長でもあった長兄が1月に逝去したばかり。

「よく俺が70歳になるまで兄貴も生きていてくれたなっていうことに感謝だね。俺は亡くなったオヤジ、おふくろ、兄貴たちにやれることはやったから悔いはない。商業演劇の地位を引き上げたし、家族が仕事で尊敬されて見送ることができたのは俺の誇りでもあるんです」

 ──後の目標は? 70代はどう生きるべき?

「1人の名前を掲げている商業演劇の劇団はウチの梅沢富美男劇団が日本唯一だそうなので、あと10年は続けたいですね。俺たちの世代は安保反対だとか、若い頃は活気があった。一生懸命働いてきたんだし、合格点は70点でも十分。卑屈にならずに胸を張れば自然と前向きになります。みなさんも胸を張って生きましょうよ!」

(聞き手=岩渕景子/日刊ゲンダイ)

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 希望者は、はがきに①好きなタレント、嫌いなタレントとその理由②氏名③住所④電話番号⑤年齢⑥職業を明記の上、〒104-8007 日刊ゲンダイ芸能編集部「梅沢富美男プレゼント」係まで(4月15日必着)。賞品の発送をもって当選者の発表に代えさせていただきます。



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