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立岩陽一郎ジャーナリスト

NPOメディア「InFact」編集長、大阪芸大短期大学部教授。NHKでテヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て現職。日刊ゲンダイ本紙コラムを書籍化した「ファクトチェック・ニッポン 安倍政権の7年8カ月を風化させない真実」はじめ、「コロナの時代を生きるためのファクトチェック」「トランプ王国の素顔」「ファクトチェックとは何か」(共著)「NHK 日本的メディアの内幕」など著書多数。毎日放送「よんチャンTV」に出演中。

「プーチン大統領にNOと言えるのはロシア国民」在阪ロシア総領事の言葉をどう読むか

公開日: 更新日:

 こうした総領事の言葉をどうみるか。「プロパガンダだ」と言って無視したい気持ちはわかるが、ここは冷静に情勢分析に努めたい。例えば、ロシア国民がプーチン氏を止める可能性は全くないのだろうか? 実は、バイデン米大統領もそこに狙いをつけているように感じる。プーチン氏を「戦争犯罪人だ」と批判する一方で、「我々はロシアの人々の敵ではない」とも語っている。

 日本にはプーチン氏のご機嫌取りに努めてきた政治家がいる。こうした点に沈黙を守っているようだが、まさかロシア国民がプーチン氏にNOと言う事態を望んでいないわけではあるまい。

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 tateiwa@infact.press

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