大泉洋「鎌倉殿」での好感度ダウンは織り込み済み 「頼朝嫌い」大合唱がむしろ好都合なワケ

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■役柄の幅の広さを証明

 実は頼朝を演じる大泉自身も、それを“予言”していた。

「大泉さんは『鎌倉殿』が始まる前の昨年12月の会見で、〈倒しちゃいけない人を倒していく頼朝さんって、たぶん人気が下がるんだろうと思う〉〈(自分にとっては)一番大事なところ。(自分は)好感度だけでやってきましたから〉なんて冗談交じりに嘆いていた。報道陣は笑っていましたが、〈三度の飯より好感度が好き〉と言ってはばからない大泉さんの好感度は、頼朝役で下がることはあっても、上がることはなさそう」(スポーツ紙芸能デスク)

 もっとも大泉は「日経エンタテインメント!」の「タレントパワーランキング2021」で、男優部門2連覇。ちょっとやそっとで揺らぐような好感度じゃない。もはや国民的人気俳優だ。

「大泉さんは『鎌倉殿』と並んでフジテレビ月9『元彼の遺言状』の準主役として、まったく違う役柄で“芸達者”ぶりをアピールしている。もし頼朝役で世間の好感度が少し下がったとしても、それは逆に、役柄の幅の広さを証明することになる。むしろその方が都合がいいぐらいで、業界内の評価はさらに上がるでしょう」(前出のスポーツ紙芸能デスク)

 バラエティーはもちろん、番組のMCもこなしてCMもひっきりなしの大泉は芸能界の“征夷大将軍”になる!?

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