TKO木本武宏「7億円投資トラブル」で実質クビに ハマっていたNFTは“電子ゴミ”になる可能性も

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 昨年9月には、老舗オークションハウスのサザビーズで、101点の猿のイラストのNFTコレクション(Bored Ape Yacht Club ヨットクラブの退屈した猿)がおよそ27億円で落札された。初期の仮想通貨のように、何十倍、何百倍以上の値上がりを夢見て、若者を中心に熱狂。NFT市場は活況を見せていた。

「木本が熱中していたと言われるNFTは、アプリ内で仮想通貨によってスニーカーのイラストのNFTを購入し、それがアプリ内で実装され、現実世界で歩いた距離に応じて仮想通貨GSTが付与されるサービスです。ところが、中国でのサービス停止を受けて、GSTの価格が日本円に対してピーク時の10分の1以下まで暴落しています。

 優良NFTといわれる猿のイラストも、昨今の仮想通貨の相場下落に合わせるように急落しました。NFTは株式のような値幅制限など取引規制がなく、ボラティリティ(値幅変動)が高い分、大きな値上がり益が期待できるものの、大損する可能性も高い。ガクトコインと言われたスピンドルのように、マイナーな仮想通貨やNFTは特に一度大きく値上がりしても、その後暴落すると値を戻さないものも少なくない。値が付かなくなったNFTはほぼ無価値になり“電子ゴミ”となる可能性もあるので、十分注意が必要でしょう」(経済ジャーナリスト)

 これまでも様々な被害が明らかになっても、一向になくならないのが投資トラブル。とりあえず、いくら信用できる人でも大切なお金を預けるのはやめるべきだろう。

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