著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

三遊亭円楽が話した笑いのコツ「皆が大笑いするタイミングで息を吐いているんだよ」

公開日: 更新日:

 円楽さんには、2つの“心残り”があると思っている。ひとつは、東京4団体(落語協会、落語芸術協会、落語立川流、円楽一門会)、大阪1団体(上方落語協会)の落語団体をひとつに合わせたいという思い。15年前から国内最大級の落語イベント「博多・天神落語まつり」をプロデュースし、毎年、各団体の有名どころが数日間、数カ所の会場で落語会を開く。これを続けていって落語界をより盛り上げたいという気持ちを持っていた。

 2つ目は、自分の師匠.5代目三遊亭円楽さんの、さらにその師匠の6代目三遊亭円生さんの「円生」名跡のことだ。1979年に円生師匠が亡くなり、誰も継いでいないことを残念に思い、自分がワンポイントで襲名して次世代につなぎたいとしていた。今後は、円楽さんの長男・会一太郎(三遊亭一太郎)も噺家だし、兄弟弟子や一門でがんばって遺志を継いでいってほしいものだ。

 ところで、10月1日にアントニオ猪木さんも死去した。僕は「闘魂注入ビンタ」の取材に行ったくらいしか接点はないが、猪木さんの最後の妻・田鶴子さんとは多少の縁があった。若い頃はTBSの番組宣伝部のスチルカメラマンで、故・川島なお美さんの事務所社長を経て、猪木さんの写真集を出したことがきっかけで結婚した。彼女は3年前に亡くなっているが、縁がある人が立て続けに亡くなって僕もショックだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  3. 3

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 4

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  5. 5

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  1. 6

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  2. 7

    広瀬アリス&赤西仁の交際報道に《裏切られた》…女性ファンが“オタクアピール”に強い拒否反応

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  4. 9

    世界陸上復活でも「やっぱりウザい」織田裕二と今田美桜スカスカコメントの絶妙バランス

  5. 10

    黒木メイサの新恋人報道でジャニーズJr.ファン大パニック…発端は週刊文春公式Xの「大物ジュニア」だった

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  2. 2

    「時代に挑んだ男」加納典明(43)500人斬り伝説「いざ…という時に相手マネジャー乱入、窓から飛び降り逃走した」

  3. 3

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  4. 4

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  5. 5

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声

  1. 6

    沖縄尚学・末吉良丞の「直メジャー」実現へ米スカウトが虎視眈々…U18W杯きょう開幕

  2. 7

    世界陸上復活でも「やっぱりウザい」織田裕二と今田美桜スカスカコメントの絶妙バランス

  3. 8

    「24時間テレビ」大成功で日テレが背負った十字架…来年のチャリティーランナー人選が難航

  4. 9

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  5. 10

    日本ハム新庄監督は来季続投する?球団周辺から聞こえた「意味深」な声