著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

元カレ洗脳スキャンダルから1年半…“サイコ女優”ソ・イェジはキャラ変で復活なるか?

公開日: 更新日:

 この行為がソ・イェジのガスライティングが原因と発覚したのは、折しも映画「君だけが──」の公開直前。韓国のネット上では、「サイコだけど大丈夫」のソ・イェジが「本当にサイコだった」と大騒ぎに。さらに彼女には学暴Me Tooや学歴詐称、パワハラ疑惑まで浮上、気づけば“疑惑の総合商社”になっていた。

 これが男性俳優なら謝罪して軍に“入隊”し、嵐が過ぎるのを待つという手段もある。約2年、公の場から姿を消すので厳しい世論もその間に沈静化する可能性が高い。

 ソ・イェジの場合は事務所が疑惑を否定し、映画「君だけが──」の記者発表会を欠席。皮肉なことに良くも悪くも映画への注目度は高まったが、彼女は出演予定の新作ドラマを降板し、そのまま公の場から姿を消した。

 そんなソ・イェジが騒動について謝罪したのは今年に入ってから。ドラマ復帰のタイミングだった。あまりに遅い対応のまずさが災いしてか、復帰作となったドラマ「イブ」は視聴者からそっぽを向かれ、話題になることなく終了した。

 映画「君だけが──」では記憶を失い、自分の結婚生活さえ忘れてしまったヒロインを演じた。「サイコ──」からのキャラ変となるが、大衆は彼女のスキャンダルをなかなか忘れてくれそうにない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  2. 2

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  3. 3

    参院選中に参政党「排外主義カルト」の実態をマトモに報じなかった大手メディアの生ぬるさ

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(29)名門芸術系高校に進学も...「よくあれで卒業させてくれたと思います」

  5. 5

    参政党旋風のシンボルさや氏をめぐるナゾが芸能界にも波及…CDデビュー、レーベルはどこ?

  1. 6

    玉木代表は会見のらりくらり…国民民主党が“激ヤバ”女性議員の「選挙違反」ウヤムヤ決着を狙うワケ

  2. 7

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  3. 8

    「さやお母さん」爆誕…“神谷ガールズ”が参政党の躍進を支えるも目標「20議席」は未達

  4. 9

    巨人がどれだけ憎くて憎くて仕方がなくても、「さすがは長嶋じゃ!」となってしまった

  5. 10

    帰ってきた阪神の“Gキラー”に巨人は戦々恐々…完封含む16イニング連続無失点の苦い記憶よぎる