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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

SBGや家電量販店の経営統合、米スペースX上場…世界を動かす「規模の経済」次の主役はどこだ?

公開日: 更新日:

 ソフトバンクグループ(SBG)は、フランスに最大750億ユーロ(約14兆円)を投じ、人工知能(AI)向けの巨大データセンターを建設すると発表した。SBGはデータセンター事業へと事業分野を拡大、同時に「規模の経済」を追求し、他社を寄せ付けないように事業展開している。

 SBGの株価は6月2日に年初来安値から約3倍の高値を付け、時価総額は一時トヨタ自動車を上回り国内企業トップに立った。半導体のキオクシアHDも一時、トヨタ自動車の時価総額を超えた。投資家は、自動車よりも、半導体やデータセンターなど「規模の経済」「市場シェア」を考慮した新産業を評価した。

 実際、世界の自動車産業の勢力図は変化している。2025年の中国メーカーの世界販売台数は前年比約17%増の約2700万台に達し、初めて日本勢の約2500万台を抜き国別で世界首位となった。中国国内市場を含めた総販売台数は3440万台(前年比9.4%増)と「規模の経済」である。

 自動車、半導体、データセンターとも「規模の経済」が強く働く業界である。

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