著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

体重100キロ! 異色の韓流スター“マブリー”はハリウッドでも着々と地歩を固める

公開日: 更新日:

 韓国映画界で活躍する“マブリー”の結婚が日本でも大きく報道された。“マブリー”とは今年51歳になる肉体派俳優マ・ドンソクのこと。こわもてで体重も100キロはあるが、韓国の女性たちからは「マ・ドンソク+ラブリー」を略して“マブリー”の愛称で親しまれている。

 そのマブリーが交際中だった17歳年下の美人タレントと昨年のうちに結婚していたことを発表。日本での結婚報道への反応はさまざまで、祝福の声がある一方で戸惑いの声も少なくなかった。

「一体、この人は誰?」

 マブリーが日本で知られるようになったきっかけの一つは、韓国初のゾンビ映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2016年、日本公開は翌17年)だ。愛する妻のために命がけでゾンビと戦うマブリーの姿に観客は感動し、目頭を熱くした。

「美男<イケメン>ですね」のチャン・グンソクでもなければ、「愛の不時着」のヒョンビンとも全然違う。どちらかと言えば真逆のキャラクターにもかかわらず、女性たちからは「可愛い」と言われている。その好感度の高さから、彼の主演映画が次々とヒットしているのだ。

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