芋澤貞雄
著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

CM女王「ポスト綾瀬はるか」は清野菜名か? カタールW杯後に訪れる世代交代の波

公開日: 更新日:

いつまでも“ビッグ4頼み”というわけにはいかない

「ナショクラがキャスティングする際に重視するのは清潔感と健康美というファクターです。結婚はもちろん問題ありませんが、事前にしっかり報告するといった根回しが当然必要となります」(芸能プロダクション関係者)

 綾瀬は長澤まさみ(35)、石原さとみ(35)、新垣結衣(34)と“ナショクラ・ビッグ4”と呼ばれている。ただ、CMもいつまでもビッグ4頼みというわけにもいかず、世代交代を視野に入れ始めたクライアントもある。大手広告代理店は独自ルートでタレントの好感度を調査している。

「綾瀬のキャリアを分析すると、視聴者から“献身的な姿が美しい”という声が殺到したドラマ『JIN-仁-』のオンエア前後からの好感度アップが顕著でした。今の綾瀬よりも年下で同じようなパターンを踏襲できる女優が“ポスト綾瀬”になり得る可能性を秘めているといえます」(広告代理店関係者)

「JIN」の放送は2009年10月期で、綾瀬は当時24歳だった。だから綾瀬の後継者の年齢も20代半ばから30歳前後というイメージだろう。また、別の広告代理店関係者は「ナショクラは手あかの付いた……他のクライアント商品のイメージが染み付いたタレントを敬遠する傾向にある」と指摘する。

 そうなると本田翼(30)、広瀬アリス(27)といった、名前を聞いただけで商品が思い浮かぶ女優は“ナショクラ”には厳しそうだ。

 この関係者は「まだ調査中ですけれど」と前置きした上で具体的な名前を教えてくれた。

清野菜名(28)の評判がこのところいいんですよ。夫は生田斗真で母親でもある清野は、若い夫婦や幼い子供を持つ新米パパやママさんたちに好感度が高い。映画『キングダム2』でアニメファンをがっつり掴み、アクションもできる女優としても実証済み。何より心身ともに健康的なのが強みでしょう。コロナ禍の世情にある今、健康的というイメージはナショクラの多くが希望するファクターです。女優としてはこれといった代表作には恵まれていないように思えますが、クライアントにはこの部分が逆に“これからの伸びしろ”と解釈されているようなんです」

 川口春奈(27)、上白石萌音(24)、橋本環奈(23)といった名前も挙がるが、Z世代における“ナショクラの女王”の座を射止めるのは一体誰になるのだろうか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず