“談合破り”は1紙のみ…情報解禁日を順守しつつジャニーズ批判を並べる日本メディアの横並び

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「一度約束をしたら抜け駆けはできないでしょうけど、それならば最初からそんな取り決めをしなければいい。そもそも、動画配信ではなく、会見の開催をなぜ要求しないのか。以前から報道していた『週刊文春』も含め、全てのメディアの記者、希望者がいれば被害者も集め、会見という形にしない限り、ジャニーズは自分たちに都合の悪い質問を排除したと見られ、この問題を永遠に引きずることになります」(前出の週刊誌記者)

 スポニチは【記者の目】というコラムで、文化社会部部長はジュリー社長の対応をこう断じていた。

<こうした不祥事や問題が起こった場合、自身の言葉だけで解決することは極めて難しい。これまで多くの企業が記者会見をすることでみそぎを済ませて前に進んだ。ジュリー氏の1分9秒の動画は謝罪の雰囲気は伝わるものの回答書との二段構えで甘さが目立った。公の場で説明を尽くすことで被害者に対する謝罪や誠意も伝わったはずだ>

 会見を要求したことを窺わせるが、実現はしなかった。結局、ジャニーズとスポーツ紙の関係性は従来通りなのか?

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