杉野遥亮「ばらかもん」の書道家役は偶然?「どうする家康」でも“美文字”の小平太を好演

公開日: 更新日:

 徳川軍の秀吉だまし作戦で、城の周辺に抜け道を掘る場面では、忠勝(山田裕貴)と康政の2人が殿を天下人にするために尽くす決心を力強く語る。以前はこの2人が登場すると、どことなくコミカルな印象であったが、いまや立派に成長し徳川軍には欠かせない重臣となった。

 忠勝(山田)といえば、「どうする家康」で好きな登場人物ランキング(オールアバウト)で1位の松潤家康に続いて2位。不器用で男らしく常に熱い想いを持つ忠勝を山田が見事に表現しているという理由だ。この忠勝が秀吉軍を迎え撃つシーンで「ここから先は、一歩も通さん」と鬼の形相で迫真にせまり、忠勝の無骨さがありのままに演じられた。ますますの人気上昇は間違いない。

 また今回は、酒井忠次、榊原康政、本多忠勝、井伊直政の徳川四天王にフォーカスした展開となり、松潤家康と個性がぼやけた家臣たちが、小牧・長久手の戦いで一致団結し、組織的に最強になったことが描かれた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋