松岡茉優が三浦春馬との共演から3年で手に入れた鬼気迫る"暗い演技” 「最高の教師」大健闘

公開日: 更新日:

 松岡茉優(28)の主演ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)が健闘している。2日に放送された第7話の平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)は世帯5.2%、個人3.0%と地味な印象もするが、決してダメなわけではない。

「今作はクラスでのいじめが発端となり、女生徒の自殺を皮切りに次々と起こるいじめや嫌がらせの数々などかなり重いテーマで、脚本や演出もエグい。1話完結でもないので、視聴者が次々と脱落していくのは想定内でしたが、初回からそれほど下げていません。そういう意味では、予想外の健闘といえるでしょう」(民放ドラマ制作関係者)

 ドラマが高く評価されている理由の一つが、自殺した女生徒役の芦田愛菜(19)の優れた演技力であることは間違いなく、放送後には毎回SNSが芦田の話題で持ちきりになる。

 ただ、もう一人、忘れてはならないのが松岡茉優の鬼気迫る“暗い演技”だろう。

 松岡が演じる教師・九条里奈はとにかく暗い。ドラマは、九条が生徒の誰かに学校の渡り廊下から突き落とされるシーンから始まり、2周目の人生で殺されないように生き直すという設定から九条が暗いのは当然かもしれないが、その暗さが堂に入っている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    MLBやトランプびいきのFOXまで「頑張れ大谷!」 米国人の敵愾心はハンパなくても背に腹は代えられず

  4. 4

    FA目玉3選手、決断の行方…阪神・大山悠輔、ソフトB甲斐拓也、DeNA佐野恵太の去就は三者三様か

  5. 5

    《中日》1位指名した金丸夢斗をパ全球団が“完全スルー”した裏に「カラダの問題」

  1. 6

    旧統一教会にモーレツ支援された自民候補にトドメ!内部資料&証拠写真を鈴木エイト氏が入手

  2. 7

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  3. 8

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  4. 9

    "刑務所ファンミーティング"に失望…特殊詐欺で実刑の元俳優に「第2の羽賀研二」化の懸念

  5. 10

    選挙支援をアテにできない自民“カルト議員”は壊滅状態…萩生田帝国の崩壊も秒読み