松岡茉優が三浦春馬との共演から3年で手に入れた鬼気迫る"暗い演技” 「最高の教師」大健闘

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■ネガティブな性格で高校時代は「ぼっち飯」

「松岡は2016年にNHKドラマ『水族館ガール』の会見で、自身の性格について『私、よくさわやかなイメージを持っていただくことが多いんですが実は根暗。すごくネガティブなことばかり考えている』と語っています。22年9月に出演したTBS系『櫻井・有吉 THE夜会』で高校生活の思い出について聞かれた際には、『高3の文化祭の準備期間まで友達がいなくて、ずっとトイレとか階段でご飯食べてた』と、“ぼっち飯”を告白したこともあります」(スポーツ紙記者)

 つまり、もともと社交的な性格ではなかったということだろう。その経験が演技に生かされている可能性がある。さらに、松岡の演技に深みを持たせているもう一つの理由について、「20年7月に亡くなった三浦春馬さんの影響もあるのではないか」と大手芸能事務所関係者は語る。

「松岡さんは三浦さんと彼女の主演ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)で共演しています。松岡は三浦さんの高い演技力を評価していて、共演を喜んでいました。しかし、その三浦さんが撮影序盤で亡くなり、ドラマは第4回で打ち切りとなりました。松岡は三浦さんが亡くなったショックから一時は『女優を引退するのではないか』と噂されるほどでした。その後、徐々にドラマに復帰。昨年、放送された日本テレビ系ドラマ『初恋の悪魔』での演技が評価され、第113回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞を受賞しています。そして、『最高の教師』は、『カネ恋』以来のゴールデンの主演ドラマです。松岡さんがいろいろな思いを背負って挑んだ作品であることは間違いありません」(芸能事務所関係者)

 松岡の鬼気迫る“暗い演技”を見たい人は今からでも遅くないだろう。

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