板谷由夏「ブラックファミリア」深夜でもジワリ人気も…アカデミー受賞の韓国映画に“激似説”

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「何より主演の板谷さんが抜群です。寂しげで憂いを帯びながらも、隠し切れない色香が全身からにじみ出ているのがいい。板谷さんは、2022年公開の映画『夜明けまでバス停で』で第32回日本映画批評家大賞主演女優賞と、2022年度全国映連賞の女優賞を受賞。ノリにノッているこのタイミングでの主演で、一葉としての演技もさすがのひと言。第1話で娘を抱きかかえて、まるで吠えるように泣き叫んだ慟哭シーンは、こちらも涙なしでは見られなかったほどです」

 深夜ドラマなので視聴率はさておき、「ブラックファミリア」のTVerお気に入り登録数は10月18日午前現在で50万人、第1話の再生数は100万回を突破と勢いがいい。15日から始まった鈴木亮平(40)主演のTBS日曜劇場「下剋上球児」のお気に入り数が42.5万人であることを考えると、深夜ドラマながら異例の奮闘ぶり。視聴者の期待の高さもうかがえる。

 が、ある映画配給会社関係者からはちょっと気になるこんな声も。

「『ブラックファミリア』を見ていると、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』をちょっと思い出してしまいます。ある家族がなりすましで潜入した先は裕福なセレブ一家、ですものね。12日放送の第2話で出てきた庭の雰囲気も絵ヅラ的にどこか似ていたため、『パラサイト』のあの惨劇シーンを思い出し、つい《何かが起きる!?》と身構えてしまいました」

 そんな《似ている》論はあれど、旬な実力派俳優揃いで見応え十分の「ブラックファミリア」。回を重ねるたびに、ファンが増えそうな予感がする。

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