著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

木村拓哉「エージェント契約」で工藤静香との“夫婦危機”再燃? ジャニーズの鉄壁ガード消滅

公開日: 更新日:

「後追いしたらクビね」と編集長に通告された木村拓哉の女性関係

 CM、ドラマと静かに広がる“木村外し”の動きは、彼の私生活にも及ぶのではないかとも囁かれている。

 新会社とエージェント契約を結べば自分の好きな仕事を好きなように選ぶことができる半面、スキャンダルへの対応は個人で処理しなければならなくなる。これまで旧事務所が秘密裏に葬ってきたスキャンダルの数々が一気に表に出るのではないかと芸能関係者は推測する。

 例えば、1994年に発覚した1歳年上の一般女性Aさんとの交際だ。これは木村本人がバラエティー番組中に「僕にだってガールフレンドくらいいますョ」と発言したことがきっかけだ。筆者は当時在籍していた女性週刊誌の編集長から「後追いしたらクビね」と直々に“取材禁止”を厳命されたことを鮮明に記憶している。

 この時は木村のファンも応援していたが、故・メリー喜多川副社長の鶴の一声によって10年近く続いた交際は突然終わりを告げた。

 旧ジャニーズ事務所の厳しい報道規制が時として裏目に出たこともある。2017年、木村と工藤静香(53)の離婚の噂が突如駆け巡った。原因は木村の浮気で、不倫相手と目されたのはドラマで共演した人気女優B。役者として木村を強く慕っていたというBも既婚者だが、共演者やスタッフの前で木村をファーストネームの「拓哉さん」と呼んでいたことがきっかけだった。この噂に同事務所が敏感に反応し、スルーすることなく、わざわざ強い報道規制を敷いてきたことから、筆者は「これは単なる噂じゃないかも……」と疑いを深めたことがある。突然、こうした過去の話を蒸し返すメディアが出てくるかもしれない。

 新会社とエージェント契約を確実視されている木村だが、巨大で頑丈な塀に囲まれた帝国から表に出ることで“パンドラの箱”が開く覚悟はできているのだろうか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  2. 7

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  3. 8

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  4. 9

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 10

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差