著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

「いちすき」視聴率低迷は"出ずっぱり"今田美桜のせい? "戦犯探し"が水面下で勃発

公開日: 更新日:

 10月期ドラマ最大の注目作品だった『いちばんすきな花』(フジテレビ系)が想定外の低視聴率に喘いでいる。

『いちすき』は2022年10月期にオンエアされ数々のドラマ賞を受賞した『silent』(フジテレビ系)のプロデューサーと脚本家が再タッグを組んだ事と、多部未華子(34)、松下洸平(36)、今田美桜(26)、神尾楓珠(24)といった今が旬の役者4人を惜し気もなく並べた"クワトロ主演"で、オンエア前には局幹部が弾き出す「潜在視聴率」は最高に達していた。それだけに思いもよらない低迷で、テレビ界には衝撃が走っている。

 初回こそ6%に迫る視聴率だったものの、第2話以降は急失速、ドラマ業界では打ち切りも視野に入ってくる危険水域4%割れも囁かれている。

 制作側の危機感は、これまで4話がオンエアされているうち、すでに3人の演出家が投入される事態を見ても伝わってくる。第3話放送日の翌日には編成制作局で緊急会議が開かれ、この原因を探るべくスタッフたちが招集された。

 会議では「キャラクターに共感できない」「ストーリーが散漫過ぎてわけがわからない」などSNSに溢れる批判意見について協議され、同時に低視聴率ドラマ恒例のキャスティング・メンバー内の"戦犯探し"も始まったと伝えられている。そこでまず名前が挙がったのは、意外にも今田美桜だという。今田は「顔だけいいって言われます」と言い放つ美容師役を演じているが、局幹部から「せっかくの今田さんの魅力が十分に生かされていないのでは?」という意見も出たという。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」