著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

風俗嬢役で有村架純「ちひろさん」が大ヒット 今田美桜も挑戦…女優にとってメリットは?

公開日: 更新日:

 2月23日に公開された有村架純(30)の主演映画「ちひろさん」が、世界同時配信中のNetflixの公式ウェブサイト「Top 10 on Netflix」(2月20~26日集計分)でトップに躍り出た。映画の公開前にNHK大河ドラマ「どうする家康」での献身的な瀬名役と、闇が見え隠れする元風俗嬢役の同時期放映に影響を懸念する声もあったが、「ちひろさん」は、「ミッション:インポッシブル」シリーズや橋本環奈(24)の「カラダ探し」などを抑えて見事国内初登場1位を獲得。更にデイリーランキングでは、台湾や香港でも配信数がトップに輝いた。台湾事情に詳しい映画関係者は次のように証言する。

「有村のルックスが“アジア人に好かれる顔立ち”というのもありますが、今回の最大のきっかけは、2021年7月に大ヒットした映画『花束みたいな恋をした』の影響が大きいと思います。『花束──』の公開以来、台湾の若者の間で有村は“理想のガールフレンド”として大人気なんです。そんな有村が約1年半後に“訳あり元風俗嬢”を演じたわけですから、そのギャップにファンたちは衝撃を受けたとともに、自分の目で確かめたいと思ったのではないでしょうか」

 有村は公開初日の舞台挨拶で「ここまで近づけなかった、近づけさせてもらえなかった役どころは初めて」と話していた。どのようなプロセスを経て「ちひろさん」の出演オファーを受けたのかは定かではないが、この“風俗嬢”というキャラクターは今のエンタメ界ではトレンドだと言えるだろう。

 そして今月17日には、唐田えりか(25)がデリヘル嬢を演じている映画「死体の人」も公開される。関係者が注目しているのは、唐田が女優としての本格復帰作品に風俗嬢役を選択したことだ。この背景についてベテラン芸能マネジャーはこう語る。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”