市川猿之助は判決後“修羅の家”に戻らず 早くも画策される「悲劇の役者」復帰プランの是非

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 興行主の松竹は、猿之助の判決公判後、次のコメントを出している。

■汚されてしまった猿之助の名跡
 
市川猿之助のこれまでの歌舞伎界への貢献に照らせば、本人を是非支えて参りたいと存じますが、本日の判決をどのように受け止めるか、弊社としても本人と時間をかけて話し合い、また、今回の件が社会全体に与えた影響や責任からも目を逸らさず、皆さまからのご意見にも耳を傾けながら、進むべき道を共に模索して参りたいと思います》

 予定は白紙としながらも、本人と協議を進め、ともに今後の道を模索していくとしている。

「先日亡くなった猿翁さんのスーパー歌舞伎を継承し、熱烈なファンが多くチケットがさばける役者の一人である猿之助を、松竹もなんとかして復帰させたいところでしょう。猿之助という名跡は将来的に、猿之助が事件で開けた公演の穴を埋めてくれた従兄弟の市川中車(香川照之)の長男、市川團子に継がせるのが既定路線とされていますが、そもそも名前自体を汚してしまった。猿之助に出家説のほか悲劇の歌舞伎役者として復帰させるプランが報じられていますが、犯した罪の大きさもあり、猿之助を返上すべしとの声も少なくありません」(前出・芸能ライター)

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