多部未華子の「いちすき」が川口春奈の「silent」を超えられなかった“最大の理由”

公開日: 更新日:

 11月29日にひと足早く「パリピ孔明」(フジテレビ=水曜夜10時)が最終回を迎え、全般的に盛り上がらなった秋ドラマも、12月に入って大詰めへ。

「昨年のこの時期は、世帯視聴率6%台でスタートしたフジ木10『silent』が話題になり、最終回には9%台まで伸ばしました。ロケ地の世田谷代田駅を“聖地巡礼”する人も増えたり、主演の川口春奈さんがよく着ていた“青系のニット”も売れるなど《社会現象》と報じたメディアも。昨年のテレビドラマ関連の賞も総なめに近かったですね」(エンタメ誌編集者)

 その「silent」の脚本家とプロデューサーが同じフジ木10で再びタッグを組み、多部未華子(34)、松下洸平(36)、今田美桜(26)、神尾楓珠(24)がクアトロ主演しているのが「いちばんすきな花」(いちすき)。TVerのお気に入り登録数こそ146万人超えと今期の連ドラでダントツの1位だが、平均世帯視聴率は5%前後で浮上の気配はない。

「丁寧に描きたいものを描こうという取り組みだから、制作サイドは数字やネットのネガティブな評価はさほど気にしていないはず」(前出のエンタメ誌編集者)とは言うものの……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波